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デスク収納の完全ガイド|有孔ボード・デスクシェルフ・引き出し整理

デスク収納の完全ガイド|有孔ボード・デスクシェルフ・引き出し整理

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この記事の内容
  1. この記事でわかること
  2. 片づけても戻るのは、物が多いからではない
  3. 収納は3方向で考える|垂直・水平・引き出し
  4. 垂直方向|壁を使えば、天板は減らない
  5. 水平方向|段を増やして、天板を空ける
  6. 引き出し・箱|隠す収納は「頻度」で決める
  7. 崩れない収納にする、3つのルール
  8. よくある質問
  9. まとめ|住所を決めてから、道具を選ぶ

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この記事でわかること

片づけても戻るのは、物が多いからではない

ダークウッドのデスクの上に、壁面の有孔ボードとモニター下のシェルフで小物が整理された在宅ワーク環境。天板には物がほとんど置かれていない。

週末に時間をかけて片づけたのに、水曜にはもう充電ケーブルとメモが天板に乗っている。デスク収納で多くの人がぶつかるのは、この「戻る」現象だと思います。

原因は物の量よりも、置いた物の帰る場所が決まっていないことにあります。使ったあとに戻す先がなければ、物は必ず一番近い平面、つまり天板に置かれます。片づけとは物を減らす作業ではなく、それぞれに住所を割り当てる作業だと考えると、うまくいきやすくなります。

もうひとつ多いのが、収納を足したのに使われないパターンです。引き出しの奥や扉の中に毎日使う物を入れると、出し入れが面倒で、そのうち天板に出しっぱなしになります。収納は「しまいやすさ」より「戻しやすさ」で選ぶのが基本です。

凪

収納を足す前に、置く高さと距離を決めるほうが先です。頻繁に触れる物ほど浅く、手前に。この順番を決めずに引き出しだけ増やすと、よく使うものほど奥に入り込み、結局デスクの上に出したままになります。

収納は3方向で考える|垂直・水平・引き出し

デスク周りの収納は、置ける場所が意外と限られています。次の3方向に分けて考えると、何が足りていないかが見えてきます。

順番としては、垂直と水平で「見える定位置」を作り、そこに入らないものを引き出しへ送るのが失敗しにくい進め方です。最初から全部を隠そうとすると、出し入れの手間で必ず破綻します。

デスク全体の配置がまだ固まっていないなら、収納より先に置き場所を決めるほうが早いです。順序は在宅ワークのデスクレイアウト完全ガイドにまとめています。

垂直方向|壁を使えば、天板は減らない

有孔ボード(ペグボード)

壁面収納の定番です。フックや棚を好きな位置に差し替えられるので、持ち物が変わっても組み替えられるのが最大の利点になります。ヘッドホン、ケーブル、文房具、小さな観葉植物まで、掛けられる物の幅が広いです。

選ぶときは、まず穴のピッチとフックの規格が合っているかを確認してください。ボードとフックが別メーカーだと、差し込めても保持力が足りないことがあります。賃貸で壁に穴を開けたくない場合は、突っ張り式の柱に取り付けるタイプや、デスクの天板にクランプで固定するタイプを選ぶと、原状回復の心配がありません。

見た目の面では、掛ける物を絞るほど整って見えます。空白を2〜3割残すつもりで配置すると、雑貨店の壁のような雰囲気ではなく、静かな作業空間としてまとまります。

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ウォールシェルフ

有孔ボードほど自由度は要らない、置きたい物が決まっている、という場合は薄い棚を1枚渡すほうがすっきりします。奥行き12〜15cm程度の細い棚なら、圧迫感を出さずに本やスピーカー、小物の定位置が作れます。

注意したいのは耐荷重です。石膏ボード用の固定具は、想像より軽い荷重で抜けます。重い物を載せる予定があるなら、下地の位置を確認してから取り付けてください。

水平方向|段を増やして、天板を空ける

モニター下のデスクシェルフにキーボードが収まり、天板の上には小物トレーだけが置かれた在宅ワークデスクのクローズアップ。暖色の照明が木目を照らしている。

デスクシェルフ(モニター台)

デスク収納でもっとも費用対効果が高いのがここだと思っています。モニターを適切な高さに上げながら、その下の空間をキーボードの収納場所に変えられるからです。作業を終えたらキーボードを奥へ滑り込ませるだけで、天板が一気に広く見えます。

選ぶ基準は3つです。ひとつめは下の高さで、使っているキーボードが余裕を持って入るかを実測してください。ふたつめは幅と奥行きで、天板の奥行きを圧迫しすぎないもの。みっつめは素材と色で、天板とトーンを合わせると後付け感が出ません。

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天板下の後付け引き出し

意外と知られていないのが、天板の裏に貼り付けたりネジ留めしたりして使う薄型の引き出しです。ペン、付箋、鍵、リップクリームのような「毎日触れるが見せたくない小物」の行き先として便利で、視界からは完全に消えます。

粘着タイプは手軽な反面、重い物を入れると落ちることがあります。文房具程度に留めるか、ネジ留めできる天板ならそちらを選ぶと安心です。

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凪

最初の一手として効きやすいのは、実はこの薄い引き出しです。ペンと付箋を天板から追い出すだけで視界に入る物が減り、朝デスクに向かうときの印象が変わってきます。

引き出し・箱|隠す収納は「頻度」で決める

デスク下ワゴン

書類、予備の充電器、使用頻度の低い機材の受け皿になります。3段程度あれば、上段に日常使い、中段に書類、下段に重い物という配分が作れます。

選ぶときはキャスターの有無を先に決めてください。掃除のたびに動かしたいならキャスター付き、位置を固定して安定させたいなら脚付きが向きます。あわせて、デスクの脚の内寸と天板下の高さを測っておくと、入らないという失敗を避けられます。

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引き出しの中を仕切る

引き出しが散らかるのは、中で物が移動するからです。仕切りトレーやケースで区画を作ると、開けた瞬間にどこに何があるか分かる状態を保てます。専用品でなくても、サイズの合う小物ケースを組み合わせれば十分に機能します。

区画を作るときのコツは、あえて空き区画をひとつ残しておくことです。新しく増えた物の仮置き場になり、天板に置かれるのを防いでくれます。

ケーブルと充電器は別枠で考える

デスク収納で最後まで残りやすいのがケーブル類です。これは文房具と同じ場所にしまうと絡まって取り出しにくくなるので、専用の箱かポーチにまとめるのが確実です。使用中のケーブルの隠し方はデスクの配線整理完全ガイドで手順を解説しています。

崩れない収納にする、3つのルール

デスク脇に置かれた3段の引き出しワゴンと、中で仕切りトレーによって区画された文房具。木目の天板とダークトーンの家具でまとめられている。

道具をそろえても、運用のルールがないと元に戻ります。負担が少なく続けやすいのは、次の3つです。

  1. 使用頻度で高さを決める:毎日使う物は座ったまま手が届く高さに。週1回以下の物は上か下へ送る。位置の優劣を頻度で決めるだけで、迷いがなくなります。
  2. 1アイテム1住所:同じ種類の物を2箇所に置かない。探す時間が減り、戻す先も迷いません。
  3. 終業時に天板だけリセットする:全体を片づけようとすると続きません。キーボードとマウスの周りだけ空にすれば、翌朝は整った状態から始められます。

3つ目は、デスクレイアウトの記事で書いた「第1ゾーンを空ける」と同じ考え方です。収納を足す目的は、しまう場所を増やすことではなく、この30秒のリセットを可能にすることだと考えると、選ぶ道具も自然と絞れます。

よくある質問

有孔ボードは賃貸でも設置できますか?

できます。壁に直接ネジを打たなくても、突っ張り棒式の支柱に固定するタイプや、デスクの天板にクランプで留めるタイプがあります。壁に取り付けたい場合も、石膏ボード用のピンで留める製品なら、穴が画鋲程度で済むため原状回復のハードルは下がります。重い物を掛ける予定があるかどうかで、固定方法を決めてください。

デスクが狭くて収納家具を置く余裕がありません。

床面積を使わない垂直方向から始めてください。壁の有孔ボードか細いウォールシェルフを1枚足すだけで、天板に置かれていた小物の行き先ができます。次に効くのがモニター下のデスクシェルフで、これも新しい設置面積を必要としません。家具を増やすのは、その2つで足りなかったときで十分です。

見せる収納と隠す収納、どちらがいいですか?

使用頻度で分けるのが現実的です。毎日触れる物は見せる収納に置いたほうが、戻す動作が短くなり結果的に散らかりません。反対に、月に数回しか使わない物や生活感の出る物は、引き出しや箱へ送ります。すべてを隠そうとすると出し入れが面倒になり、天板が仮置き場に戻ってしまいます。

書類はどこに置くのが正解ですか?

デスク上ではなく、デスク下のワゴンか壁面のファイルボックスが基本です。天板に平積みすると、下の書類が見えなくなって放置されがちだからです。処理待ちの物だけを立てて手前に置き、処理済みは別の場所へ移す、という二段構えにすると溜まりにくくなります。

まとめ|住所を決めてから、道具を選ぶ

壁の有孔ボード、モニター下のシェルフ、デスク脇のワゴンが揃った在宅ワーク空間の全景。天板にはキーボードとマウスだけが残っている。

デスク収納で押さえるポイントを整理します。

  1. 散らかる原因は量ではなく住所:使ったあとに戻す先があるかどうか
  2. 3方向で考える:垂直(壁)、水平(天板の上下)、引き出し(隠す)
  3. 垂直・水平を先に:見える定位置を作り、余ったものを引き出しへ
  4. 頻度で高さを決める:毎日使う物ほど手が届く場所へ
  5. 終業時は天板だけリセット:完璧を目指さないほうが続く

収納を足すというと、新しい棚や引き出しを買う話になりがちですが、実際に効くのは物ひとつひとつに帰る場所を決める作業のほうです。道具はそのあとで、足りない住所を補うために選べば十分に間に合います。

凪

今日は買い物をせずに、天板に出ている物をひとつだけ選んで、帰る場所を決めてみてください。全部をやろうとしないほうが、不思議と続きます。